029. 筱見(しのみ)四十八滝 (篠山町) 2016.08.17
兵庫の滝No.29. 筱見(しのみ)四十八滝から峠山(篠山町)に行ってきました。ここは、多紀アルプスの東部、小金ヶ嶽よりさらに東に当たります。峠山から尾根伝いに小金ヶ嶽まで行けますが、今回は空模様の状態もあって峠山までとしました。
四十八滝となっていますが、実際には8つほどの滝があります。この滝は年中=始終(しじゅう)8つはあるので、始終8滝→48滝といわれているそうです。
キャンプ場の駐車場からスターとします。ここには東屋とトイレがあります。最初は歩きやすい林道なんですが、段々険しくなり、最初の滝:手洗いの滝を越えると岩場の急登になります。高低差約200mほどをほぼ滝の横を登る感じで登っていきます。岩場が多く、非常に滑りやすいので、ご注意ください。いろんな滝が出てくるので、厳しい割に楽しめます。
大滝を超え最後の一の滝からは20mほどの岩壁を、鎖を頼りに登り切ると歩きやすい高原に出ます。広葉樹が多く、森林浴や紅葉の季節がよさそうです。そこからは案内に従って進み、キャンプ場への分岐から尾根を進むと峠山の頂上の三角点に着きます。ここは周りが木々に囲まれているので見晴らしはさっぱりです。そこから分岐まで戻りキャンプ場へと下りていきます。
林道ですが、かなり浸食されていて川底のような感じです。途中まで、ツクツクボウシの合唱で応援してもらってたんですが、いきなり、止んだかと思うと雨が降り出しました。慌ててカッパを着たので助かりましたが、この山はケチなのか教えてくれませんでした。それともツクツクボウシがそれだったんでしょうか。まだまだ修行が足りません。
↑ 大滝
↑ 峠山山頂の三角点
【 行き方 】
舞鶴若狭自動車道の丹南篠山口ICをおりて県道306を経てR372を東進。小野新からR173を北上し、小田中を左折し、案内に従い進むとキャンプ場の駐車場に着くので、そこに駐車する。
【 登山ルート 】
駐車場 → (林道) → 手洗いの滝 → 弁天滝 → 肩ヶ滝 → 長滝 → シャレ滝 → 大滝 → 一の滝・二の滝 →
→ 鎖場 → (尾根) → キャンプ場分岐 → 峠山 → キャンプ場分岐 → 駐車場
◆歩行距離:約4Km
◆時間:約1時間50分
◆登った高さ:約300m
9:52
キャンプ場駐車場にある案内板。 |
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キャンプ場駐車場にある東屋。 雨が降ったので役に立ちました。 |
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歩き出しはこんな感じです。 |
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滝巡りの案内板。 |
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すぐに最初の滝、手洗いの滝に着きます。きます。 |
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手洗いの滝の案内板。 |
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上:肩ヶ滝 下:弁天滝 |
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上:肩ヶ滝 下:弁天滝 |
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肩ヶ滝 |
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この滝の上部を肩ヶ滝と呼ぶそうです。 どう見ても一つの滝のように見えますが。 ここ以外にもあります。無理やり数を増やしているだけか。 |
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ここに祀ってある祠。なんて書いてあるのかよくわかりません。 作り直したんでしょうか。けっこう新しいです。 |
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10:00
次の滝へはこの木の根っこを登ります。 下を迂回するルートもあるようですが、よくわからないので、こちらへ。 濡れているので、滑りやすいです。 |
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10:00
木の根を登ったらすぐの案内板。 次は長滝です。 |
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10:02
ロープ場を登ります。 ロープなくても大丈夫ですが、安全のために。 |
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10:03
すぐに、長滝への案内板。 ここから少し下へ下りていきます。 |
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10:05
長滝です。ようやく滝らしいのが出てきました。 |
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戻って、鎖場を抜けた所にある案内柱です。 |
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シャレ滝への案内板。 |
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中央の小さい滝。 48滝にこだわって、むりやり滝にさせられたとしか思えません。 これで5つめ。 |
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10:11
大滝への案内板。 |
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10:17
少し歩くと見晴らしの効く所に出ました。 このルート唯一でしょうか。 |
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10:20
さらに歩いて、案内板。 |
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10:20
このあたりわかりにくいですが、案内板が上を指しているので、この沢を登っていきます。 |
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10:21大滝への案内板。
こちらで正解です。 |
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10:22
大滝に着きました。 |
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10:22
ここから大滝に沿って登っていきます。 |
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10:24
滝上まで出ると終点だそうです。 でもまだ6つですが。 |
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10:24
さらに続きます。 |
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10:26
ロープ場を登ると案内柱。 この奥に一の滝と二の滝があります。 |
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10:27
一の滝と二の滝 これも無理やり系ですね。 単なる二段滝 |
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10:28
滝が終わると、最後は鎖のある岩壁を登ります。 ここから戻ってもいいんですが、下るのはかなり怖いので、頑張って登るしかありません。 |
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10:31
おっかな系でしたが、案外簡単に登れてしまいました。 登った所にある案内板、周回コースへ進みます。 |
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10:31
目の前の坂を登りそうになるんですが、周回コースはまっすぐ奥へ。 |
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10:32
地面すれすれにある案内板。 左へ。 |
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10:35
案内板。 |
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10:36
明るい自然林の中を歩きます。 新緑や紅葉の季節がよさそうです。 |
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10:38
案内板。ここを左へ。 右は八ヶ尾山へ。 |
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10:39
近道への案内。 どちらもあまりかわらないようですが。 |
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10:40
階段道ですが、無理に通る必要はなさそうです。 |
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10:43
ピーク手前にある案内板。 ここを左へ。 このピークは多紀連山の尾根筋ではありませんので、ご注意下さい。 |
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10:52
周回コース下山分岐の案内板。 |
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10:53
案内板の裏に林道がありますが、そちらへは通行困難となってます。 |
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10:54
周回コースと縦走コースの分岐。 縦走コースへ。 |
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10:57
大きな岩が出てきました。 |
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11:03
峠山山頂の三角点。 周りは木で囲まれていて、見晴らしはさっぱり。 ちょっと休憩。 |
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11:09
小金ヶ岳まで行こうかと思いましたが、空模様が不安なため、キャンプ場に戻ります。 山頂の様子。 |
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11:17
分岐に戻りました。 |
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11:18
最初の林道は歩きやすいのですが、途中からはかなり荒れてます。 |
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11:20
案内板 |
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11:39
駐車場に戻りました。 |