030. 空山(そらやま) 2017.04.19
宍粟50名山 No.30 & 兵庫100山 No.27 空山(そらやま:900.9m)に行ってきました。
この山は、山頂に平成之大馬鹿門の片割れがあることで有名です。
(も一つはお向かいのおごしき山)
中国道山崎ICから千種高原を目指しR29、R429,県道72を通って、三室高原分岐を左折してしばらく行った右側にある
魚町公園に登山口があります。ここからは東に植松山山塊がよく見え、反対側には山頂に雪を残した後山が見えました。
ここから登山道を上り、まずは山頂広場へ。公園だから楽なんだろうと思ってたら、意外ときつい登りでした。
そこからは尾根筋の上下を何度か繰り返し、途中の伐採地では見晴らしよく植松山山塊が見渡せます。
植松山から尾根を北へ辿ると、竹呂山から三室山も見えなくはないです。(はっきりとはよく分からない)
さらに進むと人工林へ下り、そこからはだんだんと登りがきつくなり、そのまま山頂まで続きます。
目の前が開けた瞬間、大馬鹿門が目に入り、その前に三角点と山頂標柱がありました。
山頂からの景色はほとんどなく、植松山達や梢を通して後山くらいしか見えません。
下りは池田コースで下りました。こちら人工林の中の急下りが続きます。距離は短いのでけっこう早く降りれちゃいます。
この日は春の嵐の後だったので、登山道は水浸しで小さな沢状態でした。
人工林をぬけるとススキの広場(今は枯れてぺっちゃんこでした)にでて、細い道を下ると登山口に出ます。
が、ここでちょっとびっくり。 最後に小さな溝を渡るのですが、あまりに水量が多くて、また橋もないので簡単には渡れません。
一番段差のない場所を飛ぼうと思ったんですが、失敗して水に落ちるとすぐ横は滝状態になっているので(段差1mくらいかな)
ちょっと自信なく、少し戻り何とかいけそうな所から飛び移りました。2mくらいの壁を何とかよじ登り無事脱出。
後は、舗装路を約3Kmほど歩いて公園まで帰ってきました。
山頂に雪を残した後山を見るとなかなか圧倒されますね。
次回は、駒の尾山・鍋ヶ谷山・舟木山・後山の4座周回コースにチャレンジする予定です。
【行き方】
中国道山崎ICから千種高原を目指しR29を北上、斉木口交差点で左折しR429へ。トンネルを抜け、県道72を通って、 三室高原への分岐で左折してしばらく行った右側にある魚町公園に駐車する。
【登山ルート】
魚町公園駐車場(登山口) → 炭焼き釜跡 → 尾根筋 → 山頂広場 → 伐採地 → 山頂 → ススキ広場
→ 池田登山口 → 林道 → 獣よけフェンス → 県道72号 → 魚町公園駐車場(登山口)
▲上った高さ(登山口と山頂の高度差):約450m
▲歩いた距離:約9Km
▲かかった時間:約2時間40分(ほぼ休憩なし)
10:11
魚町公から見える後山 |
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登山口の標柱 ここからスタートです。 |
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登山道の様子というより遊歩道ですね。 |
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すぐに炭焼き窯跡に着きます。 |
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10:13
山頂広場まであと0.9Kmの案内板。 |
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ここから石畳の道になります。 けっこう苔が生えていて滑りやすいので歩きにくいです。 |
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あちこちにはえているスミレの花。 |
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この辺りは笹がやたらと多いです。 |
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樹液に集まる虫たちの説明。 さすがに公園です。 |
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途中にあるベンチ。 わざわざ上っていかないとは。 |
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コナラの若齢林の説明 |
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途中から見えた後山 |
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山頂広場まであと0.2Km |
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この辺り、馬酔木が多いです。 |
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アカマツの林の説明 |
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樹間から見える後山 |
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案内板 |
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山頂広場にあるベンチ |
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山頂広場から続く尾根筋 |
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せっかく上ったのにここから下ります。 |
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分岐の案内板。 ここから空山へ。 |
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10:39
すぐに人工林に下っていきます。 |
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10:40
ここから上り返します。 けっこうアップダウンが多いです。 |
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登山ルートの案内 |
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河内、西河内の分岐 |
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10:49
よく見る案内板。ここでは初めてかな。 |
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10:51
さらに案内板。細かい指示が書いてあります。 |
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木に書かれた矢印。 この辺りちょっとややこしい。 |
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すぐに見晴らしの良いところへ出ました。 こちらはおそらく植松山方面。 |
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明るい林。 どこへでも行けそうなんですが、ピン君テープのある谷に沿って右へ(写真中央)と進んで下さい。 |
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折れ曲がった案内板。 わかりやすいと言えばそうですが。 |
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11:09
下山右への案内板。 下りないので、左か。 |
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11:24
山頂手前のピークにある三角点。 苔だらけになってます。 とにかく厳しい上りです。 |
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11:26
頑張って登り切ると目の前に平成之大馬鹿門が洗われます。 その前に三角点と山頂標柱 |
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11:26
標柱をアップで。 山頂は日当たり良好ですが、見晴らしは余り良くありません。 |
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11:34
植松山方面。 |
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11:34
後山。 とにかく見えるのはこの方面だけ。 |
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11:34
着替えをすませて、昼食にしようと思いましたが、なにやら山がざわつきだしたので、下山します。 |
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途中にある大きく曲がったアカマツ。 |
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11:38
谷筋にはまだ雪が残っていました。 |
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11:39
こちらのルートに箱の案内板が多いです。 空山より平成之大馬鹿門? |
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11:40
また平成之大馬鹿門 |
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11:45
空山への案内板。 |
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途中にあった小さな滝。 |
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12:00
ミツマタが咲いていました。 |
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12:05
空山への案内板。 矢印の意味がよくわかりません。 |
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12:05
見晴らしのよい所に出ました。 後山でしょう。 |
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12:05
ススキの原でした。 今はこんなですが、夏は大変でしょうね。 左側にある小道を通ります。 |
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12:08
石積みのかつての畑を抜けると橋を渡ります。 千種川にかかる橋です。 |
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12:08
小さな沢ですが、なかなかの流れです。 これが千種川って感じですね。 |
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12:09
これを渡ると池田の登山口に出ますが、先日の春の嵐と融雪水でかなりの水量になっていて、また橋がないので渡るのが難しいです。 渡れそうな所を探して、飛び越えました。 しそう森林王国観光協会に橋を架けて欲しいと連絡しましたが、普段はほとんど流れがないので必要ないということでした。 運が悪かったのね。 |
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12:12
池田側の登山口の標柱 何とか渡れました。 |
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12:14
舗装された林道を下っていくと、獣除けの柵がありました。 |
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12:34
県道72号に出て、歩いているとやたらとつくしがたくさんでていました。なんか可愛いですね。 |
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12:50
魚町公園に戻ってきました。 |