東はりま日時計の丘公園 2007.3.30

ギフチョウドームの話が新聞で出ていたので、西脇市黒田庄町にある東はりま日時計の丘公園へ見に行ってきました。この公園は名前の通り、いろんな日時計がおいてあります。
これ以外に知られているのが、ギフチョウです。有数の生息地のひとつになっています。こちらではギフチョウを保存するために、新たにドームを作り繁殖をおこなっています。

東はりま日時計の丘公園 とりあえず2種類の日時計の写真を撮りました。平日だったので、小さな子ども連れのグループがいくつかこられてました。簡単なアスレチックや広場や小さな川もあるので、のんびり一日過ごすにはいいところです。
東はりま日時計の丘公園 最近は日時計よりも、オートキャンプ場としての方がよく知られているのではないでしょうか。上の写真の左奥にたくさんのキャンプスペースがあります。かな り整備されているので楽ちんですが、あまりワイルドな感じのキャンプは出来ないようです。ハードなのが好きな人には向かないようです。これから始めようと いう人にはいいかも。この日も数組のキャンパーがいらしてました。
東はりま日時計の丘公園 これがギフチョウドームです。円柱と円錐を組み合わせた形でネットが張り巡らされています。直径6mくらいでそれほど広くはありません。
東はりま日時計の丘公園 これがギフチョウです。ちょっと写りが悪いですが(あとできれいなのが出てきます)。3月末から4月初めにかけて羽化し、飛び回ります。春を告げるチョウとして人気があります。ドーム内で撮った写真をいくつかご紹介します。朝10時頃に撮った写真です。朝は少し雨が降ったりして気温が上がっていないので、まだそんなには飛んでません。おばちゃんの説明ではひなたぼっこで体を温めているんだそうです。ドームのネットに止まっています。
東はりま日時計の丘公園 地面に羽を広げてひなたぼっこです。世話をしているおばちゃんがいたので中に入れてもらって写真を撮らせてもらいました。もう一人年配の男性が立派なカメラで写真を撮っていました。ここへはファミリーがというよりこういう趣味の方が来られるのかもしれません。昼頃に来てみると別の方がいらっしゃいました。
東はりま日時計の丘公園 ドーム内の木枠に止まっているところです。
東はりま日時計の丘公園 体が温まると飛び始めます。体の割に羽が小さめで、そのせいかモンシロチョウやアゲハのように優雅に空中を舞うという感じではなく、ハチドリのように忙しく羽を動かしながら飛んでいます。蛾に近いのかも。
東はりま日時計の丘公園 こちらの花には3匹が集まって遊んでいます。
左の丸鉢の植物はギフチョウの幼虫のエサになるカンアオイです。ギフチョウの幼虫はこれしか食べないそうです。だからこれが生える場所でないと、ギフチョウは繁殖できません。
東はりま日時計の丘公園 カンアオイのちょっとアップです。この葉の裏側に卵を産みつけます。卵は21日で孵化し、幼虫になります。木の葉を食べて成長し、2,3週間でサナギになります。その後、春までサナギで過ごします。成虫では2週間くらいしか生きていないそうです。ギフチョウに会えるのは1年のうち2?3週間の間しかありません。
東はりま日時計の丘公園 裏向きに並んでいる鉢の中にギフチョウのサナギが入っています。入っているというより、この中でサナギになります。中を見せてもらいましたが、びっしりとサナギがくっついていました。ふつうのチョウは高い場所にサナギを作って、羽化するときはぶら下がりながら脱皮し、羽を伸ばしていきます。もし何かのはずみで地面に落ちたりすると羽が伸びなくなって飛べなくなってしまいますが、ギフチョウは全然違っていて、地面の上で羽を伸ばしていきます。羽が頑丈なんでしょうか。
東はりま日時計の丘公園 この2枚の写真はプロまたはそれなりの人が撮った写真で現像されて売られていました。2枚100円
東はりま日時計の丘公園 こちらも同じです。
東はりま日時計の丘公園 帰りに寄ったJAみのりのショップ前のシャドウで見つけたヒバリの子ども。このままだろ車にひかれそうなので花壇においてきましたが、その後どうなったんでしょうか。無事に巣に帰れるといいんですが。

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